カラダノートは「家族の健康と笑顔をふやす」をビジョンに掲げ、
妊娠・出産・育児支援アプリやヘルスケア関連サービスを展開する企業。
アプリ利用者は累計1,000万人を超え、家族のライフイベントに寄り添うデータ基盤を強みにしています。
本株主優待に関して、原資は 株主数が増えても減っても変わらない ため、
- 優待対象者が少ない → 1人あたりの額が大きくなる
- 優待対象者が増える → 1人あたりの額が小さくなる
という“シェア型優待”特有の構造になります。
優待制度の概要
● シェア型デジタルギフト制度(年2回)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象株主 | 1,000株(10単元)以上保有 |
| 基準日 | 毎年7月31日・1月31日 |
| 優待原資 | 1基準日あたり1,500万円(年間3,000万円) |
| 優待内容 | デジタルギフトを対象株主数で分配(シェア型) |
| 第1回権利確定日 | 2026年7月31日 |
今回の拡充により、受け取るギフトを「むすびえ」への寄付として指定可能。 寄付の主体はカラダノートであり、株主が選択した金額分を会社が拠出します。
寄付先「むすびえ」について
寄付先は、全国のこども食堂を支援する認定NPO法人「むすびえ」。 子どもの食と居場所の確保を目的に、地域ネットワーク団体の支援や企業との協働事業を展開。 全国1万2千箇所を超えるこども食堂を支える中間支援団体として、社会的意義の高い活動を行っています。
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F 代表者:理事長 三島理恵 設立:2018年
株主構成から見る背景
最新の株主構成では、代表取締役 佐藤竜也氏が43.3%を保有し、経営への影響力が非常に強い体制。 住友生命保険(9.7%)、中部電力(4.4%)など、事業連携を意識した安定株主が並びます。 浮動株比率は約20%と低く、長期保有を前提とした株主構成が特徴。
この安定した株主基盤を背景に、 「社会的意義を共有する株主層の形成」を目的とした寄付型優待が導入されたと考えられます。
但し、注意もあります。以下にて私なりに注意点も記します。
株価と利回りの目安
7/15終値 522円 1,000株=522,000円(単元株数1,000株)
優待は1,000株以上が対象のため、最低投資額は約52万円。 優待原資を株主数で分配する形式のため、利回りは変動しますが、 「社会貢献型優待」としての価値が重視される設計です。
該当者の試算予想(素人なりの推測で、希薄考慮などは考慮しません)
「何人が1,000株を保有しているか」により異なり、ここが最も重要な部分です。企業から発表がないと判りませんので、あくまで推測です。また、あくまで原資固定であり、本IRで需給が締まる可能性もあり、後に増資、大株主の売り出しなどの際には需給は緩みます。
この原資は 株主数が増えても減っても変わらない ため、
- 優待対象者が少ない → 1人あたりの額が大きくなる
- 優待対象者が増える → 1人あたりの額が小さくなる
という“シェア型優待”特有の構造になります。
前提条件
カラダノートは「家族の健康と笑顔をふやす」を掲げるヘルスケア企業。 妊娠・育児・健康管理アプリを軸に事業を展開し、2026年から株主優待制度を再開しました。 今回の優待はシェア型デジタルギフトで、対象株主に分配される仕組みです。
- 発行済株式数:669万株
- 浮動株:20%(約134万株)
- 優待原資:1基準日あたり1,500万円(年間3,000万円)
- 対象株主:1,000株以上保有(約50万円相当)
- 権利確定日:7月31日・1月31日(年2回)
信用取引の除外理由
信用買い残は約44万株(全体の約6.6%)。 これらは名義上「証券会社(SBI証券・楽天証券など)」に集約されており、 株主名簿上では個人株主としてカウントされません。
したがって、優待対象は「現物保有株主のみ」。 信用取引分を除外すると、実質的な現物保有株は約90万株前後になります。
優待対象者の推定
浮動株90万株のうち、 1,000株以上保有者の割合を10〜20%と仮定すると、 対象株主は 約90〜180人程度 と推定されます。
1人あたりの優待額試算
優待原資:1,500万円/回 対象株主数:90〜180人
| 対象者数 | 1人あたり優待額(1回) | 年間優待額(2回分) |
|---|---|---|
| 90人 | 約16.6万円 | 約33.2万円 |
| 120人 | 約12.5万円 | 約25万円 |
| 180人 | 約8.3万円 | 約16.6万円 |
この予想だと利回りが高すぎますね。仮に優待対象が1,000人だった場合でも年間30,000円です。
株主構成から見える狙い
- 創業者・佐藤竜也氏が43%保有
- 住友生命・中部電力など事業連携系株主が約15%
- 浮動株は20%と少なく、長期保有株主が中心
この構造から、 「短期売買ではなく、理念に共感する長期株主を増やす」 という意図が読み取れます。
寄付型優待はその方向性と完全に一致しており、 社会的意義を共有する株主層の形成を狙った設計かと。
株主構成の構造からもPOはしやすく、グロースならではの、その背後も考えて検討しましょう。
寄付選択肢を通じて、 企業と株主が社会課題解決を共有する仕組みが整いました。 グロース市場では珍しい「社会貢献型・共感型優待」として、 今後注目を集める可能性があります。
まとめと感想
カラダノートの優待分配額は「何人が1,000株を保有しているか」で大きく変わりますが、この人数は企業から開示されないため推測しかできません。信用取引は名義が証券会社のため優待対象外。優待原資は固定なので、需給が締まれば1人あたりの優待額は増え、増資・POがあれば需給が緩み優待額は減る可能性があります。
グロース企業の為、そこは注意深く意図を考えてみる必要があるのかと思いました。
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